オタクのお宅:がちゃがちゃ部屋から愛をこめて、

愛すべきガラクタに囲まれて生きております。

JKよコレを聴け!

最近、塾生の女子高生のカバンやスマホにハングル文字を見かける。

 

どうやら、またK-POPが流行しているらしい。そういえや 10年ぐらい前もブームがあったな。彼女らに「K-POP好き?」と訊くと「はい💛 先生、知ってますぅ?」と嬉しそうに応える。 「いやしらんよ、ちょっとテレビみたけど、全然ピンとこん。みんな見分けつかん。おんなじような姿でおんなじような歌で・・。」「・・・」 彼女たちは苦笑するばかりでなにも言わない大人の対応。

 

というか、吾輩はJ-POPさえもわからんのです。ていうか、最近の洋楽も全然わからんのです。ブックオフなどで最新のオススメ曲で流れるやつってクズばかりじゃ~!と内心忸怩たる思いでいる吾輩の感性は時代遅れなポンコツなんでしょうかね?。

 

で、昭和歌謡聴いたことあるかい?」と恐る恐るJKらに訊いてみると、昭和?というワードで「はあ?昭和?」まるで江戸時代のような反応。「わたしテレビでみたことある。おばあちゃん見てたよ。」という塾生もいた。「いやいや、テレビでやるようなベタなやつじゃなくて・・。レアグールヴの歌謡曲でめちゃかっこいい・・」う~ん説明が難しい。

 

 そう! そういう時は「小山ルミ、聴いてみ?」と言えば良いのだ!とついさっき思いついた次第。でも絶対聴かないだろうな・・。まあしょうがない。でも「マジ、昭和の歌謡ロックはすごいんだぞ~。」とオジサンは言いたい。いまどき、こんなかっこいい歌謡ロック聴いてる女子高生って、逆におしゃれで、かっこよくない?でもこんなこと言うと、嫌われちゃうかもな~。いやいやいや・・ここでJKに迎合してなるものか。ココは絶対譲れん。オジサンは常に正直でありたいのだから・・。まあ、彼女らにとってそんなことはどうでもいいこった。さぁさぁ、お勉強しましょ。(笑)

 

小山ルミ:7インチアナログ3点セット。

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ジャケかっこいいでしょ?ファッションもヒップでクールです。

  

 

「あなたに負けたの」

1970年5月 作詞なかにし礼 作曲森岡賢一郎 編曲:森岡賢一郎 

中古7インチアナログデスクユニオンで10%オフ ¥2,160でゲット

  言うまでもなく歌謡ロックの金字塔。

 

 

「幸せすぎない幸せが好きよ」

作詞:安井かずみ 作編曲:クニ河内

中古7インチアナログデスクユニオンで10%オフ

 ¥1,200でゲット

ゴーゴーガールのメロウでソウルフル歌謡。ムード歌謡調からだんだんソウルフルになっていくあたりいいね~。

 

 

 「さすらいのギター」

 

千家和也 作曲:J・リープ・カインド 

近所のブックオフで108円也安っ。でも、グル~ヴがめちゃかっこいいよ~。

 

もしブックオフで突然小山ルミが流されて来たらその場で卒倒しちゃうかも・・。

ハードオフでジャズを堀り出す。

我輩にはジャズは敷居が高い。なんか気楽に聴けない。緊張してしまうのだ。悔しいがそんな風に思うのはあるエラソーなジャズの評論家のせいかもしれない・・。

 

ずいぶん昔のこと、ジャズをちょっと聴いてみようかな?と思い立ち、何も知らないのでどんなものが良いと図書館に行ってジャズの本をぱらぱら見ていたら、あまりうまくないジャズシンガーについて「歌謡曲でも唄ってなさい」の一行が目に飛びこんできた。辛口批評のつもりだろうが他のジャンルを持ってきて論評するなんて批評になってない。そんなのルール違反だしまったく芸がない。それ以上に歌謡曲ファンを馬鹿にしていると、我輩は「ジャズ批評家がなんぼのもんじゃい!」と怒りがこみ上げ、その場を去ってしまった。

  

と、言うようなことを、去年なじみになった中古レコード屋の若旦那に愚痴っていたところ、「でも、昔のジャズの音はいいですよ~。」と。「録音技術、 環境、 人材どれをとっても一級品がそろっていた。あの時代ずいぶん贅沢に作っていたんですね。」と。ウン・・たしか、同じようなことを細野晴臣さんや坂本龍一さんがラジオで言っていたな。ではではジャズについて とりあえずは良い音を堪能することからはじめようかな・・。(ここでの音が良さっては人が感じる生音感:いわゆるアナログでヴィンテージなグルーヴ感のことで、ハイレゾなどの物理的周波数の音域云々ではない。)

 

というわけで、おとといのハードオフで外盤ジャズ系の安いものを掘り出した件。

 

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通常盤コーナーから。

【ヘレンメリル:THE NEARNESS OF YOU MERCURY RECORDS】540円也

盤音:良 A ジャケ; B- 染み、ヤケ

内容:ジャズ スタンダード ヴォーカル まさに「昔のジャズに音のハズレなし」の良盤。ポップス志向の我輩にも歌・演奏・楽曲すべて十分に堪能できる内容。

お得感評価 ☆☆☆☆+

ほかのジャズ系はいい値がついていたのに、これは何故安い?

掘り出し物を忍ばせてまた行きたくなるように仕掛けているのか?考えすぎ?

  

以下、ジャンク品コーナーから

「ビルエヴァンスのもの WHAT' S NEW。」340円

内容:ポップス屋の我輩とってはチト、ムズカシイ・・。

盤質:D 2,3曲目大きめのスクラッチノイズ。ここで挫折。

ジャケ;C

お得感評価 なし。損した。

 

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【フィービィスノウ:SECOND CHILD HOOD  CBSINC ジャケ白いほう】108円也

盤音:C+ 若干 スレ たわみ有り 音に影響なし。ジャケ:C ヤケあり

内容:ジャズ系 ソウル R&B ヴォーカルもの。たしか、彼女はピーターバラカンが推していた記憶がある。渋い(ちょっぴり渋すぎ。でも良いのはわかる。)何度か聴けば味がじわ~と出てきそう。

お得感評価 ☆☆☆

 

 

【マリーナショウ: FROM THE DPRTH OF MY SOUL おおっBULUE NOTE です。カットアウト 盤】340円也

盤音 B ジャケ C- やけヤブレあり

内容:ジャズ系 ソウル R&B ヴォーカルもの。 渋カッコいい。彼女は松任谷正隆がめちゃ推していた記憶有り・・。

お得感評価☆☆☆+

 

  

おまけ 7インチ 

小林旭 恋の山手線 コロンビア」54円安っ。

ジャズって言ってしまえばジャズ。(笑)

盤質:チリチリ有り C

内容:この値段でこの時代ものはなんでも買い。洒落で買った。

お得感評価 ☆☆

 

【お得感評 ☆☆☆☆☆満点+/-は ☆半分のGOOD /BAD評価:料金・盤質・ジャケット状態・作品内容・レア感にて独断評価】

 

 

 

 

骨董屋でビートルズ

タイトルを改めた。「ケチケチおじんさん安物買い日記」と。

外食。外呑み。食べ歩き・・ヤメタ。ギャンブルなんてとんでもない。家でも呑むのは週末ぐらい。お昼はおにぎりですませる。その分、レコードと古本ばかりに使っている。ほぼ毎日ネットでお買い物。休みはリサイクルショップ。古本屋めぐり。田舎住まいなのでレコード屋(一番福岡が近くの都会だ)はめったにいかない。で、たまにある古本市・レコード市・骨董市めぐりが何より楽しみ。でも買うものはチマチマしたものばかりだ。レアものがあればドッカーンといきたいが、根が小心者。金もない。でも、なにか買いたい。結局、あまんり価値の上がらないような安物買いばかりしている。

 

でもほんのたまに、「掘り出し物」の神様微笑んでくれる。だからか、やめられない。今日もヤフオクで、津々井まり7インチレコード落札。今彼女にはまってる。そうそう先日の津々井まりLPの超レア物件「愛すれど心さびしく」落札額 な、なんと13800円也~。ぜんぜん無理です。タイトル通り、愛すれど心さびしく負けてしまった。でも、いつかこのブログで津々井まり祭りをやりたいっす。

 

というわけで(どういうわけ?)と買い物日記をつけていこうと思う。なんのためでもないのだけど・・。

 

 

で、さっさく昨日の日曜の戦利品のひとつ。

 

ビートルズ!の7インチ。べたなネタだけど・・。

 

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いつもは通り過ぎる国道沿いの骨董屋に飛び込んだ。骨董屋に珍しく愛想たっぷり。逆に心配になる。ごちゃごちゃいろいろレトロ品を見学させてもらった。「レコードは?」と訊くと・・。

 

「あるよ。」と50枚ばかりのシングル盤をどさっと。どうせ演歌ばかりだろうと見てみると、オールデーズ。「みんな100円でいいよ。」とのこと。と見ていくとビートルズが複数枚。すると「ああ、ビートルズは200円ね。」と来たもんだ。おいちゃん、ずるいよ・・。

 

「盤がけっこう傷んでるよ。7枚買うから100円でいいじゃん?」というとあっさりオーケーがでた。

 

帰って早速、ふきふきクリーニングして聴いてみると、チリチリ音はしょうがないけど、まあまあ聴ける。というか、まさにロックンロールな音圧だ。この時代のビートルズはやはりアナログレコードで聴かんばね。1枚針とんだけどね・・。

 

さてビートルズの7インチ。ネットでいくらするんだろう?あるようであんまり見おぼえないような・・・でも今は調べるのはやめとこう・・。今はそんな気分。

 

で帰り際、目に入ったのがこいつ。縁起物でかわいい。

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 親父さん、間髪入れず、2000円でどう?でも実はここに来る前、ブックオフハードオフで散財してきたので、ちゅうちょしてると、「1000円でいいよ。」とキタ~っ!!。

こうなったら、なけなしの1000円でお買い上げだ。

 

でも、なんか楽しかった。おじさんありがとう。また来るぜ。