『レコードの日』
こんばんわ。
あの~誰が決めたか本日11月3日は『レコードの日』らしいです。というわけで、吾輩の秘蔵(笑)のセレクトしたレコードを紹介いたしたいと存じます。
と、その前に、なぜまた再び、吾輩がレコ掘り屋:通称『レコボーラー』になったいきさつをば話せてくだされ・・。ん十年ぐらい前、吾輩が大学生の頃、せっせとレコード 集めてました。バイトしては中古レコード屋に駆けつけていました。そしてCD時代になってその大半は売り払っちゃいました。しかし 時が経って、去年の年末、大掃除中に倉庫の奥から謎の段ボール箱を発掘したのが事の始まりでした。そう、そのなかにレコードが詰まってたのです。すっかり忘れておったのです。そして、部屋のインテリアの一部にすぎなかったステレオセットをもう一度再構築。胸を高鳴らせつつターンテーブルにのせて針を置いて流れてきた音の、何とも言えない懐かしくも人肌を感じさせる音に感動しました。そこからレコード集めたい病:いわゆるヴァイニールジャンキー(中毒)が再発したのはいうまでもありません。(笑)でもまあ、重症の人から比べれば、まだまだまだ軽症ですが・・。
【段ボール秘蔵 洋モノ編】
ジャズやロックのいわゆる【歴史的名盤のガイドブック】片手に集めてましたね。FMラジオも(山下達郎、ピーターバラカンなど)貴重な情報源でした。
【段ボール秘蔵 和モノ編 】
ティンパン~ナイヤガラ系多いです。我ながら実に目の付け所が良かったと。当時ははっぴいえんど 何それ?って感じで少数派でした。(YMOや大瀧さんはロンバケでブレイク中でしたが)まあ自画自賛です。(笑)今では、ちよっとしたお値段です。(もちろん 復刻版ではありますが・・オリジナル盤だと青天井です。)当時の金額から3、4倍するかな?いやいや、お金のことは置いといて (笑)ずいぶん時が経った今の時点でさらに評価が高まる和モノ名盤コレクションだとおもいます。今もまったく好み変わってません。私の見る目いや聴く耳は正しかった・・と再び自画自賛。はっぴいえんど・・当時も伝説でしたが、今じゃ神バンドですね。山達っツぁんの当時モノは今となっては神曲ですから~。アア・・もっといろいろ買っときゃよかったなあ。
現在に至る。和モノボーラーです!!
☆彡和モノガイドブックの出会い。いろいろ知識得ました。
和モノはこれらを参考に集めてきました。でも、今はこれらに掲載されてないのいいものを掘り当てるのが楽しみになってきてます。まあ、今はSTAGE Ⅱと言えばいいかな・・?自称:中級和モノボーラー(笑)
☆彡以下は今年になって集めたものです。
【ライトメロウな素敵なお姉さん編】’70S~80’S
皆声がいい。グルーブ感あってかつ繊細。でも、ほとんどのひとが第一戦から退けられている。第一戦に残っているのは竹内まりやぐらいか?残念ながら中には若くして天国に召された方もいらっしゃる。当時はそれほど売れなく(故にレアものが多い)評価もされなかったらしい・・。今頃になっての再評価・・・。中古レコ市場の価格だけがうなぎのぼりというのはなんとも皮肉なことだ。でもいいものはいつか評価されるといういい見本だ。こうやってみるといかに山下達郎、テインパン系(楽曲アンレンジ提供+演奏)の影響が絶大かわかります。
【喫茶ソフトロック編】
CDのコンピレーション【喫茶ロック】や【JAPANESE BOSSA】【愛すべき廃盤
ここからのインスパイア。昭和な雰囲気の喫茶店、蔦のからむら窓に午後の柔らかい日差しが差し込む席でまったり珈琲を楽しみながら聴きたい。レアが多いけど大穴もあるよ。当時フォーク系とひとくくりされたひとやグループ一部には意外に良いものがあり、またよく売れたので意外とお安く手に入ることもある。
【TV映画サントラ編】
大野雄二 前田憲男 ・・ジャズ系のミュージシャンが大活躍。アニメと侮るなかれ!音がいいよ。大傑作な音楽シーンが繰り広げられる。ミミこと小林泉美も提供。彼女のオリジナルアルバムはどれも最低5000円はするようだ。そこでお手頃な値段でキュートでポップなアニメやサントラで聴いている。
【昭和歌謡 70’S60’s】
これらはレンタルCDや動画サイトをカタログ代わりにチェックしてメモメモしてます。結構なレアものが多く、値段もピンからキリまで。でも内容は濃い。まず唄が
ヤバイです。当時の歌手はほんと唄が半端なく上手いです。アイドル系な人いますが、
それでも桁外れにうまい!。今でいうと・・・・・?いや、知らんだけか? アーティスト系で行くと、AOR~R&B系の上手い人に当たるのだろうけど、思いつくのは、エゴラッピン中納良恵、空気公団 青葉市子あたりか(この人たちは喫茶ソフトロック系ですが。楽曲もいいね。作曲家は筒美京平、川口真、樋口康雄、穂口雄右、高田弘、村井邦彦、中村八大、いずみたく・・・。まったく古くない。時代を超えてます。
総評:お買い得感が重要。
ネットの普及で金にものをいわせてレアものをいとも簡単に手に入る時代ではある。正直、ネット上ではいいモノでレアモノは高い。そして高いものでハズレはまずない。みなさんそれだけ良く知ってらっしゃる。なので勉強にもなる。そこで限られた予算で良いもの落とすときの醍醐味がある。落とした時の喜び。負けた時の悔しさ。その引きこもごもが楽しんでいる。大金ころがし寝っ転がっていいものが手に入れてもちっとも面白くないのでは?外食を節約しておにぎり齧ってレコ屋をはしごとするのが楽しいのです。貧乏人の負け惜しみかもしれませんが・・。でも、勝負するときは勝負しますよ。でも無理はしない。持続可能なレコ掘りやるつもりなら引き際も大切ですね 。この距離感が線引きをいかにとるか・・面白いところです。
転売もします。でも、せどり(転売屋)じゃないです。儲けるためにレコ掘りやってません。買ったけどどうもイマイチのハズレ物件があります。そいつらを次の資金元にするために、購入時の半値以下で転売してます。好みは人それぞれ。こうすることで、好きな人により安くと、うまく循環していくのではないでしょうか?
ええ・・さて、写真に納まりきらなかったレコードまだまだありますが、いつか個別にあるいは、まとめあげ第2弾をいつの日かやってみようかと考えております。
長々となりました。じゃあこの辺で!!!(^^)!
ピ) | 筒美京平 |